(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公表特許公報(A)
(11)【公表番号】特表2008-516281(P2008-516281A)
(43)【公表日】平成20年5月15日(2008.5.15)
(54)【発明の名称】電子タンバリン
(51)【国際特許分類】
G10H 1/00 (2006.01)
G10D 13/02 (2006.01)
【FI】
G10H 1/00 A
G10D 13/02 F
【審査請求】未請求
【予備審査請求】未請求
【全頁数】8
(21)【出願番号】特願2007-535677(P2007-535677)
(86)(22)【出願日】平成17年8月17日(2005.8.17)
(85)【翻訳文提出日】平成18年12月7日(2006.12.7)
(86)【国際出願番号】PCT/US2005/029226
(87)【国際公開番号】WO2006/041568
(87)【国際公開日】平成18年4月20日(2006.4.20)
(31)【優先権主張番号】10/962,220
(32)【優先日】平成16年10月8日(2004.10.8)
(33)【優先権主張国】米国(US)
(81)【指定国】
AP(BW,GH,GM,KE,LS,MW,MZ,NA,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZM,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),EP(AT,BE,BG,CH,CY,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,FR,GB,GR,HU,IE,IS,IT,LT,LU,LV,MC,NL,PL,PT,RO,SE,SI,SK,TR),OA(BF,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GQ,GW,ML,MR,NE,SN,TD,TG),AE,AG,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BW,BY,BZ,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EC,EE,EG,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KM,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,MZ,NA,NG,NI,NO,NZ,OM,PG,PH,PL,PT,RO,RU,SC,SD,SE,SG,SK,SL,SM,SY,TJ,TM,TN,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VC,VN,YU,ZA,ZM,ZW
(71)【出願人】
【識別番号】506407121
【氏名又は名称】コベロ,ジーナ
【住所又は居所】アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11738,ファーミングビル,カレッジヒルズドライブ 33
(71)【出願人】
【識別番号】506407143
【氏名又は名称】ベガ,エイチ.,エドワード
【住所又は居所】アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11738,ファーミングビル,カレッジヒルズドライブ 33
(74)【代理人】
【識別番号】100096024
【弁理士】
【氏名又は名称】柏原 三枝子
(72)【発明者】
【氏名】コベロ,ジーナ
【住所又は居所】アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11738,ファーミングビル,カレッジヒルズドライブ 33
(72)【発明者】
【氏名】ベガ,エイチ.,エドワード
【住所又は居所】アメリカ合衆国 ニューヨーク州 11738,ファーミングビル,カレッジヒルズドライブ 33
【テーマコード(参考)】
5D378
【Fターム(参考)】
5D378SA10
5D378SA12
5D378SF09
5D378SF20
5D378UU13
【特許請求の範囲】
【請求項1】
円弧形状で、重心を含むフレームと、一対のリムと、前記フレームの重心にあるいはその近傍に配置した、長時間心地よく保持することができるようにした握り部分と、前記フレームに固定されている複数のリンリン鳴る部材を有するタイプの改良型タンバリンにおいて、前記改良が電子音ピックアップ装置を具えることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項2】
請求項1に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置が、増幅器ピックアップを具えることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項3】
請求項2に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置の前記増幅器ピックアップが、前記フレーム内に、前記フレームの握り部分の反対側に配置されていることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項4】
請求項2に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置が更に増幅器ソケットを具えることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項5】
請求項4に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置の前記増幅器ソケットが前記フレームの前記握り部分の一方の端部に配置されていることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項6】
請求項4に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置の増幅器ソケットが、前記電子音ピックアップ装置の前記増幅器ピックアップと電気的に通信することを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項7】
請求項1に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置がmidiピックアップを具えることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項8】
請求項7に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置の前記midiピックアップが、前記フレームのリム対の上に配置されていることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項9】
請求項8に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置の前記midiピックアップが、前記フレームの握り部分の横に配置されていることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項10】
請求項7に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置が更にmidiソケットを具えることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項11】
請求項10に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置の前記midiソケットが、前記フレームの前記握り部分の一方の端部に配置されていることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項12】
請求項10に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記電子音ピックアップ装置の前記midiソケットが、前記電子音ピックアップ装置の前記midiピックアップと電気的に通信することを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項13】
請求項1に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更にソフトパッドビーディングを具えることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項14】
請求項13に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記ソフトパッドビーディングが、前記フレームのリム対を覆うことを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項15】
請求項8に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更にソフトパッドビーディングを具えることを特徴とする改良型タンバリン。
【請求項16】
請求項15に記載の改良型タンバリンにおいて、前記改良が更に前記ソフトパッドビーディングが前記フレームのリム対を覆っており、これによって、前記フレームのリム対の上に配置されている前記電子音ピックアップ装置の前記midiピックアップによる前記電子音ピックアップ装置の前記midiピックアップを覆うことを特徴とする改良型タンバリン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
発明の背景
発明の属する技術分野
本発明は、タンバリンに関し、特に、本発明は電子タンバリンに関する。
【0002】
従来技術の説明
タンバリンには、以下に述べるように従来技術において様々な革新がなされてきた。これらの革新は、取り組んでいる特別な個々の目的に合うものであるが、本発明とは異なる。
【0003】
第1の例は、Taninbaumに付与された米国特許第4,230,015号であり、これは、改良型タンバリンを教示している。このタンバリンは、円弧状フレームであって、当該フレームに固定された複数のリンリン鳴る部材を有するフレームを具え、このフレームは、リムの重心にあるいはその近傍に、タンバリンが長時間心地よく保持されるように配置した握り部分を具える。ハンドルは、必要に応じて、詰め物をした部分を具え、リムの幾何学的中心近くに配置することができる。
【0004】
第2の例は、Wangに付与された米国意匠特許第306,608号であり、これは、タンバリンまたは同様の物品の装飾デザインを教示している。
【0005】
第3の例は、Greyに付与された米国意匠特許第336,488号であり、これは、タンバリンの装飾デザインを教示している。
【0006】
第4の例は、Huth III世に付与された米国特許第5,377,575号であり、これは、必要に応じて様々な音を出すことができるハンドヘルドのパーカッションを教示している。この音には、タンバリンからくる典型的なシンバルの音、タンバリンの開放側に張られたドラムの音、ハンドル内部の中空チャンバ内に含まれる多数の球粒から生じるマラカスの音であって、ハンドルの開口を選択的に覆ったり、覆わなかったりすることで調整される音、及び、タンバリンからいくらか距離を置いたハンドルの端部に配置した孤立したシンバルの音、を含む。
【0007】
第5の例は、Hartに付与された米国特許第5,915,289号であり、これは、電子シンバル装置を教示している。この装置は、導電性の打面を打った衝撃によって生じる長く延びた共鳴するアコースティックな音の振動反応を大幅に短くして、このような短くした振動反応を、限定するものではないが圧電トランスデューサなどのトランスデューサで拾えるようにしたものである。この電子シンバル装置は、限定するものではないが、広いつば付帽子の形状をした従来のシンバル基板を用いている。この従来のシンバル基板の使用により、音楽家は、電子シンバル装置を演奏しながらも、従来のアコースティックな「打つ」技術を用いることができる。
【0008】
第6の例は、Hoshinoに付与された米国特許第6,239,343号であり、これは、シンバルホルダを教示している。このシンバルホルダは、取り付けホールを有する支持部材と;このホールに取り付けられた保持ロッドであって、取り付けホールの上に下側領域を保持するツールと、スクリュねじを設けた上側領域を有するロッドと;保持ロッドの周囲に配置した筒状部と、長さ方向の中間部に半径方向に突出した受け部を有する筒状のシンバル受けツールと;前記ツールの筒状部上にあるシンバルと;前記ツールの筒状部の受け部とシンバルの間にある下側弾性部材と;シンバルの上にあり、前記ロッドのスクリュねじに締め付けられたナットによって保持されている上側弾性部材と;を有し、シンバル受け部は、シンバル受けツールの筒状部材の長さの中間部に、シンバル受けツールが受け部の上のいずれかの側部に上下して取り付けられるようになっており、必要に応じてツールが逆になるようにしている。
【0009】
従来技術において提供されているタンバリンに数々の革新が行われていることは明らかである。 更に、これらの革新は取り組んでいる特定の個々の目的に合致するが、以下に述べる本発明の目的には合致しない。
【0010】
発明の概要
従って、本発明の目的は、従来技術の欠点を克服した電子タンバリンを提供することである。
【0011】
本発明のもう一つの目的は、使用が簡単な電子タンバリンを提供することである。
【0012】
簡単に述べると、本発明の更なる目的は、円弧状で重心を有するフレームと、一対のリムと、前記フレームの重心にあるいはその近傍に配置された握り部分を有し、長時間心地よく保持することが可能であり、複数のリンリン鳴る部材をフレームに固定したタイプの改良型タンバリンを提供することである。この改良は、電子音ピックアップ装置を具える。電子音ピックアップ装置は、増幅器ピックアップ、あるいはmidiピックアップのいずれかである。増幅器ピックアップは、フレームの中に、握り部分の反対側に配置されており、midiピックアップは、フレームのリム対の上の握り部分の横に配置されている。この改良は、更に、フレームのリム対を覆う柔軟なパッドビーディングを具える。
【0013】
本発明の特徴と考えられる新規な特徴は、特許請求の範囲に記載されている。しかしながら、発明自体は、追加の目的と利点を伴うその構造と、操作方法の両方に関するものであり、添付の図面に関連させて特定の実施例の以下の記載を読むことで、最もよく理解される。
【0014】
好ましい実施例の詳細な説明
ここで、図面を参照すると、同じ符号は同じ部分を表示している。特に図1−4は、それぞれ、使用状態にある本発明の電子タンバリンの概略図であり、図1の矢印2で示す方向に見た本発明の電子タンバリンの概略平面図であり、 図2の矢印3で示す方向に見た概略背面図であり、図3の線4−4に沿った概略断面図であり、本発明の電子タンバリンは、通常、符号10で示されている。
【0015】
電子タンバリン10は、円弧状で、重心を有するフレーム12と、一対のリム15と、フレーム12の重心にあるいはその近傍に長時間心地よく保持することができるように配置された握り部分16と、フレーム12に固定された複数のリンリンなる部材14を具える。
【0016】
電子タンバリン10は、電子音ピックアップ装置18を具える。この電子音ピックアップ装置18は、増幅器ピックアップ20と、midiピックアップ22のうちのいずれか一方である。
【0017】
電子音ピックアップ装置18の増幅器ピックアップ20は、フレーム12内に、フレーム12の握り部分16の反対側に配置されている。
【0018】
電子音ピックアップ装置18のmidiピックアップ22は、フレーム12のリム対15の上に、フレーム12の握り部分16の横に配置されている。
【0019】
電子音ピックアップ装置18は、更に、増幅器/midiソケット24を具えている。電子音ピックアップ装置18の増幅器/midiソケット24は、フレーム12の握り部分16の一方の端部に配置されている。
【0020】
電子音ピックアップ装置18の増幅器/midiソケット24は、電子音ピックアップ装置18の増幅器ピックアップ20と電子音ピックアップ装置18のmidiピックアップ22の一方に、どちらがあるかに依存して、電気的に通信する。
【0021】
電子タンバリン10は、更に、ソフトパッドビーディング26を具える。ソフトパッドビーディング26は、フレーム12のリム対15を覆っており、これによって、フレーム12のリム対15上に配置された電子音ピックアップ装置18のmidiピックアップ22が存在する場合は、電子音ピックアップ装置18のmidiピックアップ22を覆っている。
【0022】
上述した各エレメント、または二つ又はそれ以上のエレメントは、上述したタイプのものと異なる構造のその他のタイプの有益なアプリケーションがあることは明らかである。
【0023】
本発明は、電子タンバリンに埋め込まれたものとして例に示して説明したが、例示したデバイスとその動作の様々な削除、変形、交換、形および詳細の変更が、本発明の精神から外れることなく、当業者には明らかであるので、ここに示した詳細に限定されるものではない。
【0024】
更に分析することなく、上記説明は、本発明の概要を完全に明らかにするものである。本発明の一般的なあるいは特定の態様の特徴をきちんと構成する特徴を、従来技術の観点から取り除くことなく、現在の知識を適用して、様々なアプリケーションに容易に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図面の特徴を以下に簡単に述べる。
【図1】図1は、使用状態にある本発明の電子タンバリンの概略図である。
【図2】図2は、図1の矢印2で示す方向に見た本発明の電子タンバリンの概略平面図である。
【図3】図3は、図2の矢印3で示す方向に見た概略背面図である。
【図4】図4は、図3の線4−4に沿った概略断面図である。
【0026】
10 本発明の電子タンバリン
12 フレーム
14 複数のリンリン鳴る部材
15 フレーム12のリム対
16 フレーム12の握り部分
18 電子音ピックアップ装置
20 電子音ピックアップ装置18の増幅器ピックアップ
22 電子音ピックアップ装置18のmidiピックアップ
24 電子音ピックアップ装置18の増幅器/midiソケット
26 ソフトパッドビーディング