(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2004-286634(P2004-286634A)
(43)【公開日】平成16年10月14日(2004.10.14)
(54)【発明の名称】異音検出方法及びその装置
(51)【国際特許分類第7版】
G01H 3/00
G01M 7/02
【FI】
G01H 3/00 A
G01M 7/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
【全頁数】10
(21)【出願番号】特願2003-80070(P2003-80070)
(22)【出願日】平成15年3月24日(2003.3.24)
(71)【出願人】
【識別番号】000003207
【氏名又は名称】トヨタ自動車株式会社
【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地
(71)【出願人】
【識別番号】000145806
【氏名又は名称】株式会社小野測器
【住所又は居所】神奈川県横浜市緑区白山一丁目16番1号
(74)【代理人】
【識別番号】100068618
【弁理士】
【氏名又は名称】萼 経夫
(74)【代理人】
【識別番号】100104145
【弁理士】
【氏名又は名称】宮崎 嘉夫
(74)【代理人】
【識別番号】100093193
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 壽夫
(74)【代理人】
【識別番号】100109690
【弁理士】
【氏名又は名称】小野塚 薫
(72)【発明者】
【氏名】坪井 謙太郎
【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】舟橋 陽一
【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】水澗 英紀
【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】汐見 隆
【住所又は居所】愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動車株式会社内
(72)【発明者】
【氏名】大越 勝
【住所又は居所】神奈川県横浜市緑区白山1−16−1 株式会社小野測器内
【テーマコード(参考)】
2G064
【Fターム(参考)】
2G064AA14
2G064AB15
2G064BA03
2G064CC06
2G064CC13
2G064DD08
2G064DD23
(57)【要約】
【課題】暗騒音に埋もれた異音を抽出できると共に、車輛の内部で発生する異音の発生源の方向も知ることができる異音検出方法及びその装置を提供する。
【解決手段】加振台2に載せられた車1を加振装置3により所定の加振力及び加振周波数で加振する。車1から発する音をマイクロホン5により電気信号に変換し、該電気信号を高域通過フィルタ6と臨界帯域フィルタ7でフィルタリング処理してラウドネスレベル算出手段41で算出する。臨界帯域毎に算出されたラウドネスレベルを前記加振により発せられた音に含まれる変動周波数の所定の範囲毎に表示手段8で可視化表示して、該可視化表示されたラウドネスレベルと前記加振周波数の情報とから異音を検出する。指向性を有する複数個のマイクロホン5を用いてラウドネスレベルの大小を比較して異音が発生している方向を検出する。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
指向性を有するマイクロホンを用いて異音を検出する方法であって、加振台に載せられた対象物を加振装置により所定の加振力及び加振周波数・位相条件で加振し、該加振により発せられた音を前記マイクロホンにより電気信号に変換し、該電気信号を高域通過フィルタでフィルタリング処理し、該フィルタリング処理された電気信号から臨界帯域毎にラウドネスレベルを算出し、前記臨界帯域毎に算出されたラウドネスレベルを前記加振により発せられた音に含まれる変動周波数の所定の範囲毎に可視化表示して、該可視化表示されたラウドネスレベルと前記加振周波数の情報とから異音を検出することを特徴とする異音検出方法。
【請求項2】
指向性を有するマイクロホンを用いて異音を検出する方法であって、加振台に載せられた対象物を加振装置により所定の加振力及び加振周波数・位相条件で加振し、該加振により発せられた音を複数個のマイクロホンにより電気信号にそれぞれ変換し、該電気信号を高域通過フィルタでフィルタリング処理し、該フィルタリング処理された電気信号から臨界帯域毎にラウドネスレベルをそれぞれ算出し、前記臨界帯域毎に算出されたラウドネスレベルを前記加振により発せられた音に含まれる変動周波数の所定の範囲毎に可視化表示して、該可視化表示されたラウドネスレベルと前記加振周波数の情報で定められるラウドネスレベルの大小を比較し、異音が発生している方向を検出することを特徴とする異音検出方法。
【請求項3】
加振装置と、該加振装置の加振力及び加振周波数・位相条件を設定する加振制御手段と、指向性を有する1つ以上のマイクロホンと、該マイクロホンにより電気信号に変換された音の暗騒音を除去する高域通過フィルタと、該高域通過フィルタから出力された電気信号を複数の臨界帯域の電気信号に分離する複数個の臨界帯域フィルタひ、該複数個の臨界帯域フィルタから得られた電気信号からラウドネスレベルを求めるラウドネスレベル算出手段と、該ラウドネスレベル算出手段で得られたラウドネスレベルを加振により発せられた音に含まれる変動周波数の所定の範囲毎に可視化表示する表示制御手段および表示手段とを備えることを特徴とする異音検出装置。