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書誌情報 要約 特許請求の範囲 発明の詳細な説明 図面の簡単な説明 図面

 書誌情報


《表紙》

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2002−312858(P2002−312858A)
(43)【公開日】平成14年10月25日(2002.10.25)
(54)【発明の名称】報知装置
(51)【国際特許分類第7版】

G08B 3/10
A47J 27/00 109
37/00 301
【FI】

G08B 3/10
A47J 27/00 109 P
37/00 301
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
【全頁数】6
(21)【出願番号】特願2001−119280(P2001−119280)
(22)【出願日】平成13年4月18日(2001.4.18)
(71)【出願人】
【識別番号】000005821
【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地
(72)【発明者】
【氏名】仲野 昭久
【住所又は居所】大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器産業株式会社内
(74)【代理人】
【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】

4B040
4B055
【Fターム(参考)】

4B040 AE04 LA00
4B055 AA01 BA08 BA42 CD33 CD34 CD73 GA04 GB27 GC35 GC36


 要約


(57)【要約】
【課題】 本発明は、機器に予め取り付けられたブザーなどの報知音を検知して、使用者の状況に応じて、より認知しやすい報知音に変化させて発する報知装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 機器の本体1が発するブザー10からの報知音を報知音検知器12により検知して、その報知音より、より認知し易い音量に報知回路14を介して発音器15により報知音を発することができるように構成したものである。



 特許請求の範囲


【特許請求の範囲】
【請求項1】 機器の本体に取り付けられ、前記機器が発する報知音を検知する報知音検知器と、検知回路と報知回路と、発音器を備え、前記報知音を検知した時に、前記発音器は前記報知音より音量の大きな報知音を発する報知装置。
【請求項2】 報知音の音量を調節する音量調節器を備えた請求項1記載の報知装置。
【請求項3】 報知音の周波数を調節する周波数調節器を備えた請求項1または2記載の報知装置。
【請求項4】 異なる複数の種類の報知音を記憶した記憶手段と報知音を選択する選択手段とを備え、前記選択手段によって選択された1つの報知音を発音する請求項1乃至3のいずれか1項記載の報知装置。
【請求項5】 報知音検知器の動作時に、点灯または点滅させる表示灯を備えた請求項1乃至4のいずれか1項記載の報知装置。
【請求項6】 報知音検知器の動作時に、携帯電話に呼び出し信号を発する請求項1記載の報知装置。


 発明の詳細な説明


【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭で使用する機器の報知装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来の電気機器の一例としての報知装置が取り付けられた自動製パン機の構成図である。1は製パン機の本体、2は焼成室、3はヒーター、4はパン焼き型、5は練り羽根、6は練り羽根5を回転させるモーター、7は練り羽根5に動力を伝達するベルト、8は焼成室2内の温度を検知する温度検知器、9は温度検知器8から温度信号を受けてモーター6やヒーター3を制御する制御回路、10は調理の終了、その他等を報知するブザーである。
【0003】以上のように構成された自動製パン機において、調理の途中工程における食材投入時や調理終了などにブザー10によりそれを報知していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような機器に予め取り付けられたブザー10のみでは、使用者が高齢者だったり、家が広かったりするとその報知音を聞き逃してしまう事があった。しかし、報知音を最初から大きくしておくと、使用者によってはうるさく感じることもあった。
【0005】そこで、本発明は機器に前もって付けられたブザーなどの報知音を検知して、使用者の状況に応じて、認知しやすい報知音を発する報知装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決するため本発明の報知装置は、機器の本体に取り付けられ、この機器が発する報知音を検知する報知音検知器と、検知回路と報知回路と、発音器とを備え、前記報知音を検知した時に、前記発音器は前記報知音より音量の大きな報知音を発するように構成したものである。
【0007】これによって、使用者が高齢者だったり、家が広かったりしてもその電気機器の報知音を聞き逃して調理を失敗するような事が無くなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明は、機器の本体に取り付けられ、この機器が発する報知音を検知する報知音検知器と、検知回路と報知回路と、発音器を備え、前記報知音を検知した時に、前記発音器は前記報知音より音量の大きな報知音を発するように、使用者がより認知し易い音量の大きな報知音を発することにより、使用者が高齢者だったり、家が広かったりしてもその機器の報知音を聞き逃して機器の操作に失敗するような事を無くすことができる。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の構成において、音量調節器を有し、その音量を任意に調節可能にしたものである。そして使用者に最も適した音量を選択することができる。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1または2記載の構成において、周波数調節器を備え、機器が発する報知音を検知して、発音器からの報知音の周波数を任意に調節可能にしたものである。そして高齢者が使用する場合はより認知し易い低い周波数の報知音にすることにより、聞き取りやすくなり、テレビの音などの周りの音がうるさい環境では、高い周波数の報知音とすることにより、聞き取りやすくなり、その時の状況に応じて周波数を調節するものである。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか1項記載の構成において複数の種類の報知音を記憶した記憶手段と報知音を選択する選択手段とを備え、前記選択手段によって選択された1つの報知音を発するようにしたものである。そして使用者が最も聞き取りやすく、心地よい音を選択する事ができるようにしたものである。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか1項記載の構成において、報知音の動作時に、点灯または点滅させる表示灯を備えるものである。そして、機器に予め付属の表示ランプでは見えにくいとか、耳で聞こえない場合も目によって容易に確認する事ができる。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1記載の構成において報知音の動作時に、特定の携帯電話に呼び出し信号を発することができるものである。そしてどんなに離れたところでもその機器からの報知音を確認する事ができる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0015】(実施例1)図1は本発明の実施例1の報知装置の構成図である。本実施例では自動製パン機の本体1に取り付けられた状態である。自動製パン機の構造の説明は従来例と同じなので説明を省略する。
【0016】11は自動製パン機の本体1に取り付けられた報知装置であり、12は報知音検知器、13は報知音検知器からの信号によって動作し検知信号を出力する検知回路、14は検知回路13の信号を受けてより大きな報知音信号を出力する報知回路、15は報知回路14の報知音信号により報知音を発生する発音器である。
【0017】自動製パン機において、工程の途中でレーズンなどの材料を投入する場合などにはブザー10から報知音が発せられるように設定してある。この報知音を報知音検知器12により検知したとき検知回路13が作動し、検知信号を報知回路14に出力する。検知信号を受けた報知回路14は報知音信号を発生し、発音器15からブザー10より大きな聞き取りやすい報知音を発生させる。
【0018】これによって、自動製パン機の本体1からのブザー10による報知音だけでは、家が広かったり、使用者が高齢者だったり、いろんな理由により聞き取りにくい場合に、自動製パン機1のブザー10からの報知音を検知して、より大きな聞き取りやすい報知音を発音器15から発生させることにより、報知音を聞き逃して調理を失敗するような事を無くすことができる。
【0019】(実施例2)図2は実施例2を説明する報知装置11の部分を拡大した構成図である。自動製パン機の本体1から報知音が発せられると、この報知音を報知音検知器12により検知したとき検知回路13が作動し、検知信号を報知回路14に出力する。検知信号を受けた報知回路14は報知音信号を発生し、発音器15から報知音を発生させるが、この報知音を音量調節器16により最も聞きやすい程度に調節することができる。
【0020】これによって、自動製パン機の本体1のブザー10からの報知音を検知して、より大きな聞き取りやすい報知音を新たに発生させ、その音量を任意に調節可能にすることにより、使用者に最も適した音量を選択することができる。
【0021】(実施例3)図3は実施例3を説明する報知装置11の部分を拡大した構成図である。 自動製パン機の本体1から報知音が発せられると、この報知音を報知音検知器12により検知したとき検知回路13が作動し、検知信号を報知回路14に出力する。検知信号を受けた報知回路14は報知音信号を発生し、発音器15から報知音を発生させるが、この報知音信号の周波数は周波数調節器17により最も聞きやすい周波数に調節することができる。
【0022】これによって、自動製パン機の本体1のブザー10からの周波数の高い高齢者に聞き取りにくい報知音を検知して、周波数の低い聞き取りやすい報知音に変換して報知音を発生させ、その周波数を任意に調節可能にすることにより、最も聞き取りやすい周波数を選択したり、テレビの音など周りの音がうるさい環境では、報知音を高めの周波数にすることによって聞き取りやすくする等、状況に応じて報知音の周波数を調節することができる。
【0023】(実施例4)図4は実施例4を説明する報知装置11の部分を拡大した構成図である。 自動製パン機の本体1から報知音が発せられると、この報知音を報知音検知器12により検知したとき検知回路13が作動し、検知信号を報知回路14に出力する。検知信号を受けた報知回路14は予め報知音選択手段18により、複数の報知音が記憶された記憶手段19の中から選択された報知音信号を出力し、発音器15から報知音を発生させる。
【0024】これによって、自動製パン機の本体1のブザー10からの報知音を検知して、予め選択したその時の使用環境や使用者によって最も聞き取りやすい報知音を発生させることができる。
【0025】(実施例5)図5は実施例5を説明する報知装置11の部分を拡大した構成図である。 自動製パン機の本体1から報知音が発せられると、この報知音を報知音検知器12により検知したとき検知回路13が作動し、検知信号を報知回路14に出力する。検知信号を受けた報知回路14は表示灯20を点灯または点滅させる信号を出力し、表示灯20が点灯または点滅する。
【0026】これによって、自動製パン機の本体1のブザー10からの報知音を検知して、表示灯を点灯または点滅させることにより、音が聞き取りにくい環境や、使用者が耳の不自由な人の場合も機器の報知状態を認知することができる。
【0027】(実施例6)図6は実施例6を説明する報知装置11の部分を拡大した構成図である。 自動製パン機の本体1から報知音が発せられると、この報知音を報知音検知器12により検知したとき検知回路13が作動し、設定値入力手段22により予め設定された電話番号の携帯電話に対して呼び出し信号をアンテナ21より出力する。
【0028】これによって、自動製パン機の本体1のブザー10からの報知音を検知したとき、予め設定した特定の携帯電話が呼び出し状態になるので、どんなに離れた場所にいても、その機器の状態を知ることができ、例えば外出先でパンの出来上がりを知り、誰かにパンの取り出しをお願いすることが出来るなど、携帯電話の機能と合わせていろいろな便利な応用が可能になる。
【0029】尚、前記の報知装置11の電源は乾電池を使用して、様々な電気機器に簡単に取り付け可能にしたものであるが、他の実施例として太陽電池を使用したり、交流電源を使用したり、また、取り付けた電気機器から電源を取り出すことも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、機器からの報知音が、周囲や、使用者の状況に合わせて最も聞き取りやすい報知音を設定する事で、聞き逃す事が無いようにするだけではなく、適度の音量に調節したり周波数を調節したりする事で耳障りにならない様にすることができる。
【0031】また機器からの報知などが、聞き取りにくかったり、表示ランプが遠くから見えにくかったりした時に、より大きく見えやすい表示灯を点灯または点滅する事により、音が聞き取りにくい環境や、使用者が耳の不自由な人の場合も機器の報知状態を認知することができる。
【0032】さらに機器からの報知音に合わせて、予め設定した特定の携帯電話が呼び出し状態になるので、どんなに離れた場所にいても、その機器の状態を知ることができ、携帯電話の機能と合わせていろいろな便利な応用が可能になる。


 図面の簡単な説明


【図面の簡単な説明】
図1】本発明の実施例1を説明する報知装置の部分構成図
図2】本発明の実施例2を説明する報知装置の部分構成図
図3】本発明の実施例3を説明する部分構成図
図4】本発明の実施例4を説明する部分構成図
図5】本発明の実施例5を説明する部分構成図
図6】本発明の実施例6を説明する部分構成図
図7】従来例の報知装置を取り付けた自動製パン機の部分構成図
【符号の説明】
1 本体(製パン機本体)
10 ブザー
11 報知装置
12 報知音検知器
13 検知回路
14 報知回路
15 発音器
16 音量調節器
17 周波数調節器
18 報知音選択手段
19 記憶手段
20 表示灯
21 アンテナ
22 設定値入力手段


 図面


【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図7】

【図6】